「外国人のための日本語講座」無事終了!交流会を開催しました!
今年度の「外国人のための日本語講座」が無事終了し、12月20日に交流会を開催しました。当初は4月開講予定の講座でしたが、今年度は新型コロナの影響から度重なる延期で開催自体危ぶまれましたが、6月5日からようやく開講。何とかこの日を迎えることができました。
例年なら受講生のご家族や知人にも声をかけ、各々料理を1品持ち寄って盛大に開催しておりましたが、今回は受講者と関係者のみで実施。もちろん、飲食はせず、窓とドアは開けたままで換気をし、机や椅子の消毒、検温や手指消毒、マスク着用などコロナ感染防止対策を徹底したうえで行いました。
交流会では受講生を代表して4名が日本語でスピーチをしました。自己紹介、母国自慢の他、富士山が好きなこと、最初は日本語が話せない事と文化の違いから生活が大変だったこと、日本語を覚えたことで生活しやすくなったこと、職場で優しく接してもらい心配が無くなったことなどをこの日の為に一生懸命練習して発表してくれました。また、市の広報つばめ子ども版「もっと!ギュッと!つばめっ子ニュース」に受講生でベトナム出身のズンさんがインタビューを受けて掲載されたことも紹介し、そのインタビューの模様を再現して披露しました。
その後、「色」に関係する日本語特有の表現や読み方などをクイズ形式で出題。受講生から回答してもらい、正解者にはカップラーメンが贈呈されました。日本では冠婚葬祭で身に着けるのは「黒い服」ですが、中国やスリランカでは「白い服」、インドネシアではバティック(民族衣装)といった具合に色は生活と密着しており、国によって色に対する認識の違いなどの雑学も学び、終始和やかな雰囲気の中、楽しく過ごしました。
日本語講座講師の南波隆貴先生は「日本語の上達の基本は継続して使うこと。講座が終わっても勉強を続ける努力をしてください。そしてコロナに負けないように、体に気を付けてがんばってください」と受講生にエールを送りました。